家具のイケアが長久手出店

長久手市は29日、土地区画整理事業を進める東部丘陵線(リニモ)公園西駅周辺で、4万8千平方メートルの商業用地の事業予定者に家具量販大手「イケア・ジャパン」を選んだと発表した。
多数の来客が見込まれ、市は利用客が伸び悩むリニモの経営安定化や雇用促進を期待している。

イケアは北欧スウェーデン発祥。商品の多くが持ち帰りやすい組み立て式で、巨大店舗内の展示場でさまざまな使い方を提案する売り方が特徴。
低価格とデザインの良さなどで人気を集めている。

予定地の公園西駅周辺は豊田市と名古屋市を結ぶ県道力石名古屋線(グリーンロード)と県道田籾名古屋線が交差する地点。
東名高速道路に接続する名古屋瀬戸道路の長久手インターチェンジにも近く交通の便がよい。

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イケアによると、駅前に出店している他店舗の来場客の公共交通利用率は3~4割。
リニモの現在の年間乗降客数は677万人で、開店後はリニモ乗降客数が年間100万人、1日あたり2700人の増加を見込んでいるという。
担当者は「長い時間をかけ調査・検討してきたが、東海3県からの集客が見込めることなどから長久手市が最適という結論に至った」と話した。

長久手市内の主婦(46)は「横浜の店舗に行ったがおしゃれな商品が多く気に入っていた。
長久手がより便利になるのでは」と喜んだ。
一方、名古屋市名東区から市内の温浴施設によく訪れるという無職女性(76)は「新しい家具がいらない高齢世帯にとっては渋滞が悪化しないか心配」と懸念を示した。

市の担当者は「リニモの利用促進につながり、地域の雇用促進にもなる」と話す。
新店舗の規模などは未定で、市は今後交通対策などの協議を始める。
提案した企画書は、30日に市ホームページで公開する。

                          ≪ 1月30日(水) 中日新聞朝刊より ≫
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